「もののけ姫」の裏に隠された設定や作成現場を深く知るためにおすすめする8冊の本

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以前映画館でもののけ姫を見た時から再燃したもののけ姫熱。

高校生の時に言われた今でも忘れられない倫理の教師に言われた言葉があります。
「もののけ姫は民族学的意味でも歴史的意味でも非常に勉強になる作品だ」と。
その時すでにもののけ姫が大好きだった私はもののけ姫はもっと知識があれば面白くなるのかと驚きました。

裏設定とか外伝とかの知識は基本的に全部網羅したいオタク魂が、この時一つの誓いを立てました。

「いつか自分でももののけ姫の裏に隠された意図を掴み取ったらぁ!」

その誓いは社会人になった今、金銭力に物を言わせ、欲しかった本は購入し、図書館にあった本は読み漁りました。

結論としては全ての設定などは拾えませんでしたが、その中で
・もののけ姫というアニメーションを作る人に関係する本
・もののけ姫の時代設定やキャラクター設定など物語の舞台について記されている本

大まかに分けて二種類について書かれていることがわかりました。

この記事では

・この本は映画の作成についてか、物語の舞台についてのどっちを書いているのか
・アニメの知識がなくてもわかりやすく書かれているか


を簡単にまとめてみました。

もののけ姫の世界をずずいと知りたい人はぜひ参考になさってください。

もののけ姫をメインに本&DVD

もののけ姫はこうして生まれた(DVD)

・アニメの映画づくりを初期段階から放映に至るまでを見ることができる。
・スタジオジブリの職場の雰囲気を知ることができる。

・色々な製作チームが集まって映画ができる、ということを実感できる。
・映像で紹介されているため、何が行われているかわかりやすい。



「もののけ姫」作成初期から放映までの期間を密着取材したものを収録したDVDです。
このDVDの映像はビデオから移植したものなので古い映像が使用されています。
そのため若干画像が荒くなっています。

ディスク3枚から構成されており1枚約2時間。
多岐にわたるアニメの製作過程、広報、音楽、吹き替えの様子などほぼ全ての制作過程がこのDVDで見ることができます。

今ではもう作られていないセルアニメの作り方、CGの導入され始めなど貴重な映像が盛りだくさん。

3秒のシーンに登場する人物の色を指定するのに何十分も話し合ったり、アシタカが転ぶ5秒のシーンの作画に半日かけたり、スケジュールギリギリの時に映画の尺が伸びたり。

今までアニメの制作にまったく興味のなかった私でも興味と関心を持って長時間に及ぶ映像を診終えることができました。
今まであまり表舞台に出てこなかった優秀なスタッフの仕事ぶりもじっくりとみることができます。

また、宮崎駿監督の仕事に対する向き合い方や公の姿ではあまりみられないお茶目な姿も見ることができます。
仕事に詰まったらしょっちゅう他の人に話しかけたり、新人の俳優に演技指導をするときは監督本人が指導するのに、大物相手では音響担当に言わせたり。
ドキュメンタリー番組でもカットされそうな日常のシーンもちょいちょい写っているのでスタジオジブリの姿が見たい人には垂涎の映像かもしれません。

このDVDの中で監督が

欧米人は対象を塊として、日本人は線として捉える。
民族性がアニメを支えている。

とコメントします。
世界に誇る日本のアニメがどのようにして作られているのか、そのことを知るだけでもこのDVDは見る価値が十二分にあります。

DVDで紹介された本

紹介する3冊の本は宮崎監督がもののけ姫の世界観を創る上で参考にしたという本です。
特に網野善彦氏は映画のパンフレットにも寄稿をするほど密接に関わっており、もののけ姫の世界観の根幹に関わる部分を理解するためには必要不可欠な本であるといえます。

近代から古代まで遡り、駆込寺や楽市など多様な領域に、人間の本源的自由に淵源する無縁の原理の展開をよみとる。日本歴史学の流れを捉え換えた画期的な名著。

楽天ブックス商品説明より

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
「なぜ、平安末・鎌倉という時代にのみ、すぐれた宗教家が輩出したのか」。高校教諭時代、教え子から問われて以来30年余、通説を覆す数々の研究の過程で見えてきたものとは何か。「無縁」論から「資本主義」論へー対極に考えられてきた、宗教と経済活動との関わりを解明。中世社会の輪郭を鮮明に描くと共に、国民国家という枠組みをも超えてゆくべき、現代歴史学の課題を提言。網野史学の全容を俯瞰できる名著。
【目次】(「BOOK」データベースより)
1 境界(境界に生きる人びとー聖別から賎視へ/中世の商業と金融「資本主義」の源流)/2 聖と賎(中世における聖と賎の関係について/中世における悪の意味について)/3 音と声(中世の音の世界ー鐘・太鼓・音声)/4 宗教者(一遍聖絵ー過渡期の様相)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
日本が農業中心社会だったというイメージはなぜ作られたのか。商工業者や芸能民はどうして賤視されるようになっていったのか。現代社会の祖型を形づくった、文明史的大転換期・中世。そこに新しい光をあて農村を中心とした均質な日本社会像に疑義を呈してきた著者が、貨幣経済、階級と差別、権力と信仰、女性の地位、多様な民族社会にたいする文字・資料の有りようなど、日本中世の真実とその多彩な横顔をいきいきと平明に語る。ロングセラーを続編とあわせて文庫化。
【目次】(「BOOK」データベースより)
日本の歴史をよみなおす(文字について/貨幣と商業・金融/畏怖と賤視/女性をめぐって/天皇と「日本」の国号)/続・日本の歴史をよみなおす(日本の社会は農業社会か/海からみた日本列島/荘園・公領の世界/悪党・海賊と商人・金融業者/日本の社会を考えなおす)

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
婆娑羅の風を巻き起こしつつ、聖と賎のはざまに跳梁する「異類異形」、社会と人間の奥底にひそむ力をも最大限に動員しようとする後醍醐の王権、南北朝期=大転換のさなかに噴出する〈異形〉の意味と用を探る
【目次】(「BOOK」データベースより)
異形の風景(摺衣と婆娑羅ー『標注 洛中洛外屏風 上杉本』によせて/童形・鹿杖・門前ー再刊『絵引』によせて/扇の骨の間から見る)/異形の力(蓑笠と柿帷ー一揆の衣裳/飛礫覚書/中世の飛礫について)/異形の王権ー後醍醐・文観・兼光

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
中沢新一初の日本論。後醍醐天皇と南北朝期に示される日本史上の大転換は、現代の「知」にとってどんな意味をもつか。新しい歴史のボヘミアン理論。
【目次】(「BOOK」データベースより)
歴史のボヘミアン理論へ/真言立川流と文観/春画-ピュシスか、テクネーか?/妖怪画と博物学/市場の言葉のアルチザン-宮武外骨論/江戸の王権-そのアルケオロジー/1868年の王権/異教的モノテイスム/黄色い狐の王

もののけ姫はこうして生まれた(本)

上で紹介したDVDの内容を書籍化したもの。
この本はDVDのナレーションで流れた言葉を文章で書き起こしたものがメインの内容になっています。
DVDは字幕がないので聞き取りにくく、分からなかったところもこちらでは文字で書いてあるのでスッキリして読むことができます。

ただこちらの本は既に廃番しており、Amazonでも2万円、メルカリでもでは手に入りにくくなっております。
たまたま私はメルカリで8000円で購入することができましたが、そこまで拘らない人であればあまりにも高額すぎるので購入する必要はないかと。
Amazonのコメントを見ていたら近所の古書店で900円で買えました、なんてラッキーヒューマンもいるのでどうしても購入したい人は近所の古書店にぽっつり売ってることもあるかもしれないのでチェックしてみるのも良いかと。
ちなみに神田の古書を探す奴には検索でヒットしませんでした。

というのが去年の話で今年になったらAmazonの中古で2000円台から販売されていました。
8000円…出して後悔はしていませんが中古本の価格はここまで変動するものなんですね。
いい勉強代でした。ええ。

ロマンアルバム もののけ姫

映画の魅力をさまざまな角度から紹介したムック。フィルム・ストーリーのほか、宮崎駿監督をはじめ、宣伝コピー担当の糸井重里、アシタカ役の松田洋治、サン役の石田ゆり子、音楽の久石譲、主題歌の米良美一らのインタビュー男鹿和雄、山本二三ら五人の美術監督、CGと撮影スタッフの仕事などが収録されている。

Amazon商品説明より抜粋
・広く浅く専門的知識を知りたい人におすすめ。
・ビジュアルが多く見やすい。
・制作陣のインタビューが多く載っている。

たくさんの関係書籍を読んできた私が一番お勧めするのがこちらの「ロマンアルバム もののけ姫」。
アニメの各部門(背景担当や色指定担当など)の制作陣のインタビューが紙面を割いて掲載されていること、キャラクターの初期設定の絵が載っているなど、アニメの制作現場について、物語の舞台設定の情報がバランスよく載っているので浅く広く両方について知ることができます。

特におすすめなのが3人いる背景担当の監督の絵がインタビューと同時にまとめられているので、誰がどのシーンを担当したのかが一目でわかるようになっています。
そのうちの一人山本二三さんの作品が2021年8月1日(日)〜9月1日(日)まで長崎県美術館で展示されるそうです。
もののけ姫の他に「火垂るの墓」「時をかける少女」「天気の子」などの風景も担当されたそうです。ご興味のある方は行ってみてはいかがでしょうか。

山本二三展 the BEST|特設サイト
五島市出身のアニメーション美術監督・山本二三のBEST展|代表作に加え、新作・未発表作や「五島百景」全100点を初めて展示します。


アニメを見ていると全部同じような背景に感じますが、じっくり比較してみるとその人が描いた緑の色が人によって違ったりするということがわかります。

ジブリの教科書10 もののけ姫

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
宮崎駿監督が構想16年、制作に3年をかけた超大作『もののけ姫』。1997年に公開されると日本映画の興行記録を塗り替え、「ジブリ映画を観に行く」という行為が娯楽として市民権を得る記念碑的な作品となった。生物学者の福岡伸一を筆頭に、中世日本の歴史に深い関心を抱いてきた宮崎監督ならではの重厚な世界観を読み解く。
【目次】(「BOOK」データベースより)
ナビゲーター・福岡伸一『もののけ姫』の生態史観/1 映画『もののけ姫』誕生(スタジオジブリ物語 未曾有の大作『もののけ姫』/鈴木敏夫 知恵と度胸の大博打!未曾有の「もののけ大作戦」/宮崎駿 荒ぶる神々と人間の戦いーこの映画の狙い ほか)/2 『もののけ姫』の制作現場(「原作・脚本・監督」宮崎駿 海外の記者が宮崎駿監督に問う、『もののけ姫』への四十四の質問/「作画監督」安藤雅司 宮崎監督の隣で仕事がやれたというのは僕にとってとても勉強になりました。/「美術」山本二三×田中直哉×武重洋二×黒田聡×男鹿和雄 宮崎さんのイメージを絵にするのが僕らの仕事 ほか)/3 作品の背景を読み解く(宇野常寛 「生きろ。」と言われてウザいと感じた人のための『もののけ姫』の読み方/荻原規子 二人の女の板ばさみ/小松和彦 森の神殺しとその呪いー森をめぐる想像力の源泉をさぐる ほか)

・時代の舞台背景や解釈の幅を広げたい人向け。
・さまざまな評論家のもののけ姫に対する評価が知れる。


こちらの書籍は2015年に文春文庫より出版されました。
この教科書には当時のアニメージュのインタビューが載っていたり、今ではもう手に入らない劇場版パンフレットに載せられていた出演者の役に対する感想、書き下ろしの評論などが載っています。
特に書き下ろしの評論については、「ジブリの教科書シリーズ」は最近出版されているため、当時の評論だけではなく「風立ちぬ」までの宮崎監督の作品全体を通しての評論がされているので、比較的目新しい評論が読めます。

個人的に面白いと思ったのは荻原規子さんの「二人の女の板ばさみ」。
私がかっこいいと絶賛していたアシタカが、サンとエボシの二人の女を選びきれなかった二股男(意訳)とこき下ろされていたのには、こういう視点もあったのかと笑ってしまいました。
その他にも宇野常寛さんの宮崎監督の作品の「飛ぶ」ことに対してもののけ姫では誰も飛ばないことに対する視点や、小松和彦さんの宮崎監督の「森」に対する作品ごとの接し方など興味深い評論がたくさん載っています。

この書籍はもののけ姫のパンフレットがない人や、ちょっと小難しい「もののけ姫」の視点を知りたい人におすすめです。

もののけ姫に触れてある本

「里山」を宮崎駿で読み解く

【内容情報】(出版社より)
今、地方創生の鍵語としてももてはやされ、のどかで自然豊かな理想郷として捉えられる里山は、本当に日本を救済するのか。宮崎駿作品をひもとき、里山を、人と自然が交わる境界として、また文明のゴミが侵入する場、エネルギー消費の場としても捉え直したときに、その本質が見えてくる。自然回帰やノスタルジーにとどまらない里山の現代的意義を問い直す。
【目次】(「BOOK」データベースより)
序章 再発見された里山/第1章 文明のゴミと小国主義ー『風の谷のナウシカ』/第2章 里山神話の形成ー『となりのトトロ』1/第3章 怪異との同居ー『となりのトトロ』2/第4章 里山と人間のあり方ー『もののけ姫』1/第5章 山や森は誰のものなのかー『もののけ姫』2/第6章 里山から里海へー『崖の上のポニョ』

ジブリの根底にある「自然観」について知りたい方におすすめ。

ジブリアニメでよく触れられる「里山」という概念とジブリ映画がどのように関係しているかを懇切丁寧に論じている本。
宮崎駿監督だけではなく高畑勲監督二人の「里山」に関する捉え方の違い、作品への反映の仕方にも触れています。

「里山」について日本の歴史的事実、専門的知識に基づいて述べられているのでジブリの下地にある「里山」に対する理解と知識を得られます。
「もののけ姫」についても多く語られてはいますが、どちらかというと「ナウシカ」や「となりのトトロ」についての方が里山に深く関係しているように見受けられました。

誰も語らなかったジブリを語ろう

内容(「BOOK」データベースより)
ジブリ作品が今より10倍面白くなる!?痛快&ディープなインタビュー。スタジオジブリの劇場公開作21本。そして「これまでのジブリ、これからのアニメーション」まで押井守が語り尽くす。

・ジブリ公式が出版した書籍じゃ絶対に読めない裏事情を知りたい人におすすめ。


ジブリのお偉方と近くて遠い関係にある押井守監督が宮崎監督の作品ついてバッサバッサ切り捨てて評価していく本。
同じアニメ監督ならではの表現の視点、ジブリスタッフの裏事情を知ってるからこその作品の見え方など、今までに読んだジブリ評価本とは全く違った視点でジブリを評価していました。ジブリ関係者じゃ到底言えないようなことばっかり書いてあるので、まるでゴシップ週刊誌を読んでいるかのような気持ちになりました。
ジブリ作品全てについて評論をしているので「もののけ姫」については本当にほんの少ししか述べられていませんが、すごく作画以外のことを貶していて面白かったです。

高畑勲 〈世界〉を映すアニメーション

商品説明
日本のアニメーションに革新をもたらした静かなる巨人・高畑勲。アニメ作品にとどまらないその偉大な功績を、映画、文学、美術、社会学など、さまざまな視点から考察する。

楽天ブックス商品説明より引用
・高畑勲監督と宮崎駿監督の自然観に対して知りたい人に対しておすすめ

文藝別冊より2018年より出版。
こちらの書籍のメインは高畑勲監督の作品に対する想いや、高畑勲監督の人柄についての紹介なのですが、こちらの書籍にも少しだけもののけ姫について言及している評論があったのでこちらでも紹介することにしました。

関連がある評論は、高畑監督の講演採録「映画で伝えたかった想い」、南波克行氏の「高畑勲と宮崎駿 総合補完する作品群」の二つ。
前者は高畑勲監督が「里山」という日本の自然に対して自論を述べている講演で、その最中に「もののけ姫」に対してちょっとなんかもにょるような言及があります。
後者は高畑勲監督の「もののけ姫」批判について、高畑勲監督と宮崎駿監督の「飛ぶ」ことと、「共に生きる」ことについて述べられています。

この他にももののけ姫は関係ないのですが、高畑勲監督の映画に対する面白いエピソードとかがたくさん載っているので「平成狸合戦ぽんぽこ」や「じゃりン子ちえ」、「かぐや姫」が好きな方にはぜひ読んでいただきたい本です。
この本を読んだ後に私は「かぐや姫」を猛烈に観たくなりました。

禅とジブリ

【内容情報】(出版社より)
〈「今」を生きなきゃ!──スタジオジブリプロデューサーと禅の僧侶が語らう、現代の生き方〉
〈ジブリを禅で読みとく、禅をジブリで読みとく白熱対談〉
「過去、未来じゃなく、もっと今のことを考えなきゃ」──スタジオジブリプロデューサー鈴木敏夫氏が禅僧と奔放対談。対するは、玄侑宗久氏(作家・福聚寺住職)、横田南嶺氏(臨済宗円覚寺派管長)、細川晋輔氏(龍雲寺住職)の三人。『もののけ姫』『火垂るの墓』などジブリの名作から、死生観や人生哲学などを禅的に読みとき、宮崎駿・高畑勲両監督との映画制作の経験に照らして禅を語ります。月刊『なごみ』連載に対談と鈴木氏のエッセイを追加収録。
【目次】(「BOOK」データベースより)
プロローグー間のこと/第1回 細川晋輔和尚(龍雲寺住職)/第2回 ふたたび、細川晋輔和尚(龍雲寺住職)/第3回 横田南嶺老師(円覚寺派管長)/第4回 玄侑宗久和尚(作家・福聚寺住職)/第5回 おしまいに、細川晋輔和尚(龍雲寺住職)/エピローグ

・鈴木プロデューサーの禅の世界観とジブリのつながりについて知りたい人におすすめ

淡交社より2018年に出版。
鈴木敏夫プロデューサーが3人の禅僧と会談した内容をまとめています。

こちらはほぼまったくといってもいいほどもののけ姫には触れられてはいないのですが、細川和尚の対談の中にモロの「お前にサンを救えるか」というセリフが禅の問答に似ている、というエピソードが面白かったので紹介することにしました。

この書籍はタイトルの「禅とジブリ」の通り、禅とジブリに関連する対談集なのですが、ジブリが禅の思想に似通っている部分、今の時代を禅とジブリを交えながら語るというなかなか面白いコンセプトになっていますので、ぜひ読んでいただきたい書籍です。
特に人生に希望が見出せない若い世代の人にオススメ。

感想

以上の本を読んで
・カヤが渡した守刀をなぜアシタカはあっさりサンに渡してしまったのか
・アシタカが差している刀の種類の名前は?
・エボシの過去
など様々な豆知識、アニメーションのキャラクターの動きに隠された心情など色々知ることができました。今の時代ネットで探そうと思えば簡単に探せますが、自分で探し、学んだことにとても意義があると感じました。自由研究をしたときのようで楽しかったです。
ただあまりにも知識が増えすぎたせいでまたもののけ姫を見たときに、
「これはこういうことを表したかったんだよな」とか「このシーンに監督は苦労してたんだよなあ」とか余計な知識が出てきて物語に集中できなくなりそうですが。

蛇足

こちらの岡田斗司夫さんの考察動画もなかなか尖った視点で考察しているのでおすすめです。
私以上のマネーとパワーで様々な専門書から考察。
岡田さん独自の論を展開していくので「こうくるかぁー」と思うことばっかりです。
正直「それはいくらなんでも飛躍しすぎだろ」と思うこともあるのですが、妙に説得力があるのでなんか悔しい気持ちになれます。

この他にも「千と千尋の神隠し」とか「エヴァンゲリオン」など様々な人気作品の考察があります。

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